ABOUT

「ゆとりけん」について

代表の想い

「生きる気力を取り戻せる手助けができる人でありたい」「生きる気力を取り戻せる手助けができる人でありたい」
オーヘンリーの最後の一葉をご存知でしょうか? 芸術家が集まる古びたアパートに暮らす画家のジョンジーとスー。 貧しいながら暖かい生活を送っていた、ある日ジョンジーは重い肺炎を患ってしまう。 スーは、医者から「ジョンジーは生きる気力を失っている。このままでは彼女が助かる可能性は十に一つ」と告げられる。 心身ともに疲れ切り、人生に半ば投げやりになっていたジョンジーは、窓の外に見える壁を這う、枯れかけたツタの葉を数え、「あの葉がすべて落ちたら、自分も死ぬ」とスーに言い出すようになる。 彼女たちの階下に住む老画家のベアマンは、口ではいつか傑作を描いてみせると豪語しつつも、酒を飲んでは他人を嘲笑う日々を過ごしていた。 ジョンジーが「葉が落ちたら死ぬ」と思い込んでいることを伝え聞いたベアマンは「馬鹿げてる」と罵った。 その夜、一晩中激しい風雨が吹き荒れ、朝には蔦の葉は最後の一枚になっていた。 その次の夜にも激しい風雨が吹きつけるが、しかし翌朝になっても最後の一枚となった葉が壁にとどまっているのを見て、ジョンジーは自分の思いを改め、生きる気力を取り戻す。 最後に残った葉はベアマンが嵐の中、煉瓦の壁に絵筆で精緻に描いたものだった。 ジョンジーは奇跡的に全快を果たすが、冷たい風雨に打たれつつ夜を徹して壁に葉を描いたベアマンは、その2日後に肺炎で亡くなる。 真相を悟ったスーは物語の締めくくりで、あの最後の一葉こそ、ベアマンがいつか描いてみせると言い続けていた傑作であったのだと評する。 売れない老人画家が渾身の力で描いた一葉、それはコンクールで入賞したり、富や名声を得るものではなかったけれど、それにより生きる気力を取り戻した女学生がいました。 私達は大きな何かをしてあげることは出来ないけれど、あの老画家のように誰かに生きる気力を取り戻せる手助けができる人でありたい。 そんな想いを込めて、ゆとりのマークは一葉をモチーフにしています。

理 念

“ 介護を必要とする皆様、そのご家族様に、
ゆとりの時間とゆとりの心を持って頂けるようにサービスを提供します。”